六甲もり鍼灸整体院

神戸市灘区 阪急六甲駅近くの鍼灸整体院です。ダイエット、顎関節症、自律神経について書いています。

筋肉・骨格・神経が、痛みの生まれるポイント

首と肩の痛みは、筋肉のほかに骨格や神経の異常によって起きることもあります。

人間には頸椎と呼ばれる7つの骨があり、
前方へふくらむような緩やかなカーブを描いてつながっています。
ところが頭部が前傾したり、前方へ移動したりすると、頸椎全体が直線状になってしまいます。
これが「ストレートネック」とよばれる状態です。
頸椎の中には、脳が全身のコントロールするための中枢神経が通っています。
そのため頸椎が正常なカーブを失うと、これらの神経を刺激し、それが各部位の痛みやしびれ、頭痛やめまいの原因になることもあります。
さらに言えば、手足を動かす運動筋肉や内臓を包む筋膜や、骨との接合部となる腱などがあり、それぞれが痛みの発生源となり得ます。骨格では骨そのものはもちろん、複数の骨が組み合わさった関節や、骨格の大きな動きを生み出す椎間板などがあり、これらも痛みの起こる有力地点です。神経と痛みの関係は、もう少し複雑です。
神経には大きく分けて3つの種類があるのです。
まずは筋肉を動かす運動神経。手をあげたり歩いたりという具合に、体を意識的に動かす場合に使われる神経です。
これとは逆に、無意識のうちに体を動かす神経が自律神経です。
心臓の拍動や胃腸のぜん動運動、体温の調整などに関わります。
最後のひとつが感覚神経で、外気温や痛みなどを感じとり、脳に伝える神経です。
肩こりの場合、筋肉そのものはもちろん、それ以外の骨や神経によって、痛みが起こることもあるのです。
神経は全身をくまなく走っているため、お互いに影響を与え合うことがあるのです。
生活習慣の乱れから胃や肝臓の機能低下が起こり、そこに接続している自律神経に問題が起こると、それが自律神経と併走している感覚神経に刺激となって伝わり、痛みとして知覚されることがあります。

私たちの体は「痛み」というシグナルを発し、私たち自身に体の異常を伝えようとしています。
しかも異常が起こっているのは一か所だけとは限らず、肩こりであれば何らかの原因によって筋肉が疲労し骨格が歪み、神経が痛んでいく。

こうした複雑なメカニズムを経てこりや痛みが発生します。これらすべてを整え、
正常な状態に戻してはじめて、肩こりを治すことができるのです。

 

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