【側弯症でしない方がいいこと】
側弯症があると、体の姿勢や動きが変形の方向に向かいやすく、無意識に楽な姿勢や動きを取りがちです。これは、変形を進行させる方向に重点が置かれることを意味します。
しかし、側弯症の進行を予防または改善するためには、基本的には逆方向に自分の体を意識的に動かす必要があります。これは、通常のトレーニングや運動とは異なり、少しキツイ方向に体を動かす感覚です。コルセットも同じ理由から装着率が低いことが問題です。トレーニングも、気持ちのいい感覚ではなく、不快に感じるかもしれませんが、自己意思とモチベーションが必要です。
普段の生活でも、自分の変形の方向を正確に理解し、その方向に進もうとするところを制御し、逆方向に導く意識が重要です。例えば、胸部が左に傾く習慣があれば、右に傾かせて左側を伸ばします。右にねじる癖がある場合は、左にねじります。休むときの姿勢も見直すことが大切です。
このように、変形の具体的な状態を正確に理解することで、何をすべきか、何を避けるべきかがわかります。当院では、正確な変形情報を得るためにレントゲン画像の提供をお願いしています。正確な情報がない場合、施術を計画するのが難しくなるため、自分のためにしっかりと説明を受けるように努力してください。
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