肩こりは薬では治せない - 六甲もり鍼灸整体院

ブログ画像肩こりで整形外科を受診すると、湿布薬や飲み薬を処方されることがあります。
しかし結論から言うと、これらの薬品はあくまでも鎮痛剤で、痛みを一時的に取り去るためのもの。
肩こりの原因そのものを治してくれるわけではありません。
痛みというのは体の異常を知らせるシグナルです。
ですから根本的な異常を改善しない限り、この痛みが消えることはありません。
逆に痛みがあるということは、その原因が根本的に解消されていない、ということです。
そのため慢性化した肩こりや首の痛みを、薬で抑え続けていると、いつまでも原因が解消できず、症状をますます悪化させてしまうこともあります。
また薬によりけりですが、基本的に鎮痛剤というのは痛覚を感じ取る感覚神経を麻痺させることで、痛みを感じなくさせるもの。
市販の湿布薬や飲み薬、病院での処方薬や痛み止めの注射など、その効果の強弱に差はありますが、長く使い続けるのは決して良いことではありません。
また治療家の立場から言えば、これらの鎮痛剤を常用していると、治療の効果がでにくくなってしまうのです。
人の体は神経でコントロールされていますが、鎮痛剤はその神経の反応を抑え込んでしまう作用を持ちます。
そのため体のどこかに異常があっても、その異常を脳が認識できず、自然治癒力や自己回復力が働かなくなってしまう、ということも起こります。
こうしたことを実感している治療家は、多いのではないでしょうか。

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